バックパッカーの皆さん、元気ですかー!
3年間世界を放浪し続けたという旅人・Matthew Karsten氏が語る、楽しい放浪のコツ30をご紹介します!放浪したことが無いという人も、する予定なんてないという人も、深く納得してしまうような素晴らしいTIPSの数々です!
photo ilya mr. Wood
1. 忍耐が大事
不測の事態に焦ってはならない。怒り、落ち込むばかりで人生を終えるつもりかい?バスを逃したって気にするな。どうせすぐにまた来る。ATMで金が下ろせなくても大丈夫。予定を変更して知らない街を訪れてみよう。深呼吸して落ち着いてみれば、視野が開けてくるものさ!
2. 早起きが大事
人ごみを避けて人気スポットを訪れるたった一つの方法、それは早朝に起きることだ。朝焼けに染まった建物はカメラマンにとっても最高の被写体なんだよ!ちょっと治安の悪い地域でも、朝早くは安全なことが多い。ワル達は寝てるからね。勤勉な人間は早起き、犯罪者は遅起き。これは世界共通みたいだよ。
3.カッコつけないのが大事
新しい土地、新しい土地へと旅を続けていると、自分がバカみたいに見られているんじゃないかって思う時があるんだな。そんなときは恥ずかしがらずに、自分を笑い飛ばすぐらいでいるんだ。思いつめてはいけない。俺は一度、グアテマラで満員のバスに乗っているとき、どうしてもおしっこがしたくてバスを停めさせたことがあるんだ。「わりーわりー!」なんて言って笑いながらバスに戻ったら、友達が一気にできちゃったよ。
photo Peter Adones www.peteradones.com
4. 現金が大事
現ナマ、それは世界のどこに行っても王様なんだ。何があるかわからないから、現金はいくらあってもいいと思う。俺の経験で言うと、200ドル分くらいは、常に靴下の中にでも持っていたほうが良い。財布を無くしたり、クレジットカードが止まったり、ATMが使えなかったりなんてことは、当たり前に起きるからね。
5. 現地の人との交流が大事
旅行者同士の交流はわりと敷居が低いんだが、現地の人たちとの交流ってのが意外と少なくなりがちじゃないかい?基礎的な英語なら世界のどこでも通じるものだから、彼らとコミュニケーションするのは意外と簡単だよ。ボディランゲージをまぜたりしてもいい。ただ観光地へ行くだけでなく、そこにいる人と交流する。そうすると景色が変わってくる気がするし、旅がもっと豊かになるよ。
photo sandeepachetan.com travel photography
6. スカーフが大事
これに気づいてからは旅が本当に快適になった。別にちゃんとしたスカーフでなくてもいいから、首に巻けるぐらいの綿の布があれば、あらゆる面で役に立つよ。日よけにもなるし、手ぬぐい替わりにも使えるし、アイマスクにもできる。荷物が増えた時に、風呂敷がわりにしたことだってあるぜ。
7. 感性を研ぎ澄ませるのが大事
知らない場所にいると、ふと何らかの波動を感じることがある。そういう時は何もせずただ街角に佇んで、通り過ぎる人々や物事を眺めているのを是非オススメするよ。感覚が研ぎ澄まされて、身の回りの微細なものを感じ取れるようになる。香り、色、人々の会話や街の音。一種の瞑想ともいえる。そこには、本当に君が知らない世界があるんだ。
8. バックアップが大事
パナマで一度PCを盗まれた事があるんだが、文章や写真のほとんどを別のハードディスクに入れておいたから心底ホッとしたよ。パスポートやビザや免許証、健康保険証、、重要な電話番号…コピーしておけるものは、可能な限りバックアップをとって持っておくべきだね。余力があれば、デジタル化してハードディスク入れておけば安心だよ。
9. 写真を撮りまくるのが大事
君がいまいる場所、いま一緒にいる人は、一度離れたらもう二度と出会えないかもしれない。だから多少しつこいぐらいにでも、写真を撮りまくるべきだね。「ミーハーな観光客だ」と思われるのなんて気にするな!君はカッコつけたくて旅しているのかい?というか、だれも君の事なんて気にしてないと思うよ!良い写真は、どんな土産物より最高さ。お金はほとんどかからないし、みんなとシェアできるし、かさばらないしね。ここまで言ってなんだが、写真を撮るのに夢中になって、肉眼でしっかり景色を楽しむのも忘れるなよ。
10. 諦めないのが大事
バックパッカーの辞書に不可能は無い。トラブルに巻き込まれてくじけそうになっても、決して諦めるな。それはまだベストの解決策を見つけていないか、然るべき人に出会っていないというだけのことだ。「もう無理だよ」という人は周りにたくさんいるだろうが、耳を貸してはいけないよ。
11. 笑顔と挨拶がやっぱり大事
地元の人とトラブルになった?人々が友好的でないと感じる?そんな時は、笑顔を大切にして街を歩いてみるんだ。誰かが笑い返してくれたなら、すぐに挨拶してみるのも良い。友達を増やす、もっとも手っ取り早い手段だと思うよ。もちろん、誰もが心を開いてくれるわけではないが、自分から好意を示せば、必ず良いことがあるって俺は思うよ。
12. たまには散財も大事
俺は基本的には貧乏旅行派だ。でも誰だって生きていれば、パーっと無駄なことに金を使いたくなる。機を見て贅沢するっていうのは、心身の健康に役立つと思うな。たまにちょっと高級なホテルに泊まってみるとか、有名なレストランがあれば思い切っていってみるとか、夜の街ではっちゃけてみるとかね。
(後編へ続く)
(参考サイト:expertvagabond.com)